面接における笑顔の大切さ。
これまでも当ブログで何度か触れてきました。
しかし、今年の就職活動では昨今のSNSなどの台頭により、実際に面と向かっての対話に苦手意識を持つ学生がとても増えていることから、もう一度新たな側面から人に対する笑顔とは何かということについて触れたいと思います。
笑顔になってほしい相手に対してどんな接し方をするか?
例えば、皆さんは笑顔になってほしい相手に、自分なりの接し方をするとしたらどんな表情で接するでしょうか?
きっと相手をなんとかしてあげたいという気持ちが先に立ち、相手が少しでも元気になれる、また安心できる表情で接しようとするのではないでしょうか?
これを面接に置き換えた時に、自分はそのどちらの立場にいる人物なのかということを考えてみてはどうでしょう?
自分が笑顔になれるように接してほしい立場なのか?
それとも面接官こそ笑顔になってほしい相手であり、自分が働きかけるべき立場なのか?
自分への安心を求めてしまう面接という場の勘違い
面接は企業の面接官が質問によって主導しているような先入観から、つい受け身になってしまうことがあります。
いわゆる「応じる場」だという勘違い。
しかし実際にはオーディションと同じで自分を精一杯アピールする場であるというのが面接です。
そういう意味でも、面接によって面接官に安心してもらうというのが面接の本質。
その理解の有無が自分から笑顔を面接官に対して発揮できるか?それとも優しい面接官が自分を安心させてくれたら笑顔になれるのか?という違いとなり、評価の上でも見逃せない大きなポイントになっています。
なぜなら仕事とは相手からの働きかけを待つものではなく、自分から働きかけていく力が求められているからです。
緊張しているからどうしても…という声ももらいますが大丈夫です。
そんなときは決して堂々としたものでなくても、緊張しながら頑張って出す笑顔で良いわけです。そうすることの大切さを分かっているということ。それが大切だと思いますよ。