2024年卒学生向け就活支援ブログ

就職活動そのものが自己分析の機会

キャリアや職業を考える上で、キャリア教育などの場で「WILL・CAN ・MUST」という自己分析の考え方がよく登場することをご存知ですか?

「WILL」は自分の目標や、やりたいこと、なりたい姿。
「CAN」は自分ができること。
「MUST」は必要なもの、求められること。

簡単に説明すると、自分にとっての適職、あるいは充実したキャリア形成とは「WILL・CAN ・MUST」の3つが重なる領域にあるという考え方です。


そしてこれは職業上の進路選択をしていく上でも重要な考え方であると言われています。

例えば「やりたいこと(WILL)」があってもそれが「できる力(CAN)」がないとできず、「できる力(CAN)」は「必要とされる力(MUST)」と一致しなければミスマッチになり、「やりたいこと(WILL)」がなければ自分の力をどこに向けていけばいいが分からない。  そんなことがいえるのではないでしょうか?

仕事を軸に置いた自己分析のフレームワーク

自己分析のヒントはいまの動きの中にこそあるかも

そういった意味でも最適な進路とは「やりたいことに、必要とされることを、できる力(あるいは可能性)を持っている」ということですが、皆さんにとっても就職活動中のいまだからこそ、やりたいことや、そこで必要とされること、自分の力とのマッチ度など少しずつ見えてきているのではないでしょうか?

実際の多くの企業の募集情報を目にすることで見えてきたやりたいことや興味、社員の方からお話を聞くたびに理解が進んできた必要とされる力、そして自分の力が足りているのか?足りないのか?足りないものは何なのか?

そういう意味では、就職活動での自己分析とは、就職活動前に全て終わらせる必要などもなく、就職活動そのものと同時進行させていっていいものだといえるのではないでしょうか?

大切なのは就職活動を進め、いろいろな企業とも接していく中で常に振り返っていくということです。

例えば自分のやりたい技術職はここまでのスキルが求められているのに対して自分はこうだ。だったら同じ技術職でもこっちの職種の方がマッチしているかもしれない。その職種でもう一度検索し直してみようなど。

様々な企業や企業情報と接する就職活動中だからこそ気付くことはたくさんあります。
漠然と何社も受け続けるのではなく、それぞれの経験を無駄にせず、振り返りや気づき、学びの機会にしていきたいですね。

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