自己PRを作成する際に、どんなエピソードを取り上げるべきか考えていくと思います。
留学のことにしようか?サークルのことにしようか?アルバイトのことにしようか?
いろいろと考えを巡らせると思いますが、今回は企業が自己PRに何を期待しているのか紹介したいと思います。
自己PRに期待されるのは「WHAT」ではなく「HOW」
企業が自己PRに期待していること。
それは仕事への再現性を期待できるエピソードです。
留学やサークル、アルバイトなどの活動内容そのものに期待しているわけではなく、どんな活動でも今後の仕事に活かせるような経験の場になったか?という点に注目しています。
特に自己PRには今後の仕事に活かせる課題解決力、いわゆる「課題解決のエピソード」を期待しているため、何の活動をした学生か(WHAT)ではなく、どうやってその課題を解決した学生なのか(HOW)にこそ注目しているといえます。
例えば水泳部での活動で、地区大会で優勝したエピソードを紹介しようと思って、優勝した事実だけをアピールしても「君はこれからの仕事にその泳ぐ力をアピールしたいのか?」という反応が返ってくるだけでしょう。
しかし優勝するほどの人一倍の頑張ったプロセスはきっとこれからの仕事に通じるアピール材料があるはずです。
そういう意味でも、自己PRを作る際には何の活動を取り上げるべきか?ということよりも、目に前に立ちはだかった課題に対する解決方法として一番アピールできるエピソードは何かということを振り返っていくと、理想的な自己PR作りのヒントになると思います。
そして同時にしっかりと志望する職種に対する研究を行い、その職種や仕事にどのように活かせると考えているのかということを明言したいですね。