就職活動ではエントリーシート(ES)や面接での頻出質問というものがあります。
それらを知り、自分の回答をしっかりと考えていくことも就職活動に向けた大切な準備になります。
今回と前回に続く第2弾としてエントリーシートや面接での上位質問の回答の中で期待されている視点を、画像解説を中心にお届けしたいと思います。
大切な事例というもの
代表的な質問でもある長所、短所、周囲から見られる自分像などで大切にしてほしいのは結論に対する事例です。
特にこの3つの事例については、事例のつもりが事例とはいえない説明が目立っています。
それは「いつも~なところがあるからです」「いつもこんな時はこうしているからです」と複数の事例をまとめたように説明してしまうことです。
例えば「私の長所はポジティブなところです。いつも辛いことがあってもそれをプラスに考えるようにしています」と、いつも~だとなった時に、それは実際にあった出来事の説明だといえるのでしょうか?
聞く側としてイメージしたときに「そうか、それだったから本当だろうな」と思えるかということを考えてみるとどうでしょうか?
やはりここは複数の事例があるとしたら、まとめてしまうのではなく、代表する一つの事例を「例えばこんなことがありました」と説明していきたいですね。