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就職活動の盲点「考える」ということ

記事10表紙「就職活動の盲点「考える」ということ」

記事10パワポ「就職活動の盲点「考える」ということ」

時々企業の採用担当の方とお話をするなかでこのような話を聞きます。
「自分のこれまでのことは話せるが、これからのことが話せない学生が増えている」
「自分の強みは理解しているが、それが仕事にどう活かせるか考えていない」
「当社の特徴は知ってくれているが、当社がこの先どうなっていくか分析できていない」

現時点ではなく、
これから先の自分や企業のことが話せるか?

いわゆる自分が過去に経験してきたことや現時点での企業情報については話せるが、これから先の自分や企業のことが話せないという問題。
それは一言でいえば「考えていない」ということを指します。

過去の経験や今ここにある事実は考える必要などありませんよね。
なぜならそれらは既に実例、既出のものであり、実際にあったことを頭に入れて整理すればいいだけの話です。

しかしこれからのこと、未来のことはどうでしょう?
分析したり、展望したり、目標を立てたりなど、新たに「考える」ということが必要になってきます。

就職活動における盲点の一つ、考える力

「最近の若者は自分で考える力が弱くなっている」とは社会から聞こえてくる声。

実はこの考える力が近年、就職活動における盲点の一つになっていて学生間で大きく差が出るポイントにもなっています。

自己分析では過去の出来事、企業研究では企業の現状ばかりを整理しているのか?
それとも、これからの仕事における自分の在り方、企業や社会の展望も考えているか?の差。

就職活動はこれまでの学生時代のゴールではなく、これから社会へのスタートラインに立つ活動だと捉えたとき、もし皆さんが採用担当者だったら、過去と今しか話せない学生と 未来を考え展望できる学生のどちらの学生が期待できますか?

そんな意味でも面接やESなどで学生自身の考える力の有無や考え方を知るには、未来のことを質問すればいいということも採用企業では一般的な見方となっています。

これからを考える力を問う代用的な質問例

以下、過去の整理ではなくこれからを考える力を問う代表的な質問をご紹介します。
ぜひ参考にして、一度“考えて”もらえたらと思います。

「志望企業で何がやりたいのか?」
「自分の何が仕事の何に役立つと考えているか?」
「5年後、10年後どんな自分になっていたいか?」
「自分にとって働く目的は何か?」
「志望企業、志望業界の将来をどう展望しているか?」
「日本の将来をどう展望しているか?」


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筆者プロフィール

篠原 功治

学生・若年者キャリア支援活動を軸とした「サインキャリアデザイン研究所」の代表を務める傍ら、CDA(Career Development Adviser)の資格を活かしキャリアアドバイザー、キャリアデザイン科目の講師として、神戸大学、甲南大学、広島工業大学、安田女子大学など約20校の大学、短大、専門学校に登壇中。
就活学生むけの面接対策講座等は、毎年高い評価を得ている。

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