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志望動機の2つのポイント

記事9表紙「志望動機の2つのポイント」

記事9パワポ「志望動機の2つのポイント」

就職活動で明暗を分ける大切なもの。それは志望動機。
実はどこに興味を持ったのかを述べることが志望動機なのではありません。

志望動機では2つのポイントでその内容に大きな差がついてしまいます。
それは「自分と企業との接点」と「企業分析」だといえます。

低レベルの志望動機はコレ

志望動機は文字通り、なぜその会社に入りたいか?なぜその仕事をやりたいか?その理由を述べるものです。
その時に「貴社(書くときは貴社)の○○に関心(興味)を持ちました」と、どこに興味や関心を持ったのかということだけを述べるのが低レベルの志望動機です。
実はこれは動機なのではなく、興味を持ったところはどこか述べているだけなんですね。

「動機」とは本来「なぜ?」であり、「どこに?」ではない。
しかし「貴社の○○に関心を持ちました」という表現に「なぜ」は含まれていないですよね。

「どこに」ではなく「なぜ」を伝えるのが本当の志望動機

本当の志望動機とは「どこに」だけでなく「どこになぜ関心を持ったのか」というところまでしっかり言及することが大切になります。

言い方を変えると「どこに」が企業情報、「なぜ」が自分情報
いわゆる自分情報と企業情報がどのように『接点』としてつながるのか?というのが真の志望動機です。
なぜ自分情報をしっかり述べることが差がつくポイントなのかというと、どこに興味を持ったのかという企業側の情報については、あまり学生間の差が出ないのに対して、なぜに当たる自分情報こそ、それぞれ固有の経験であり、独自性を発揮できるからです。

企業が最も注目しているのは、「どこになぜ」の「なぜ」、いわゆる学生自身の情報であり、皆さんが持つ独自のエピソードであるといえます。

そういう意味では、自己PRだけではなく、志望動機もまたエピソードが必要だと考えておきましょう。

本当に自分自身で調べて、考えた上での、自分の言葉による企業分析

次に、差がつく志望動機の2つ目のポイント「企業分析」について。

志望動機では自分が考えた企業の展望や強みなどの分析結果をコメントしていきます。
簡単に表現すると「なかでも貴社で取り組まれている○○は○○において○○だと思います」などと展開し、同業他社との違いや、社会動向に対する可能性や価値など、自分がこの企業をどのように見ているかを紹介します。

その記述のなかで差が出るのが、本当に自分自身で調べて自分自身で考えた上での自分の言葉による分析か?それとも時間がなくて企業自身が説明会やHPなどでアピールしている強みを書き写しただけの内容か?ということです。

残念ながら実際は自分での分析などちっともできていない後者が圧倒的に多のが現実。
だからこそ企業を唸らせるほどの分析は価値が高く、企業もその分析の経緯や見解を聞きたくて面接に呼びたくなるという流れにもなっています。

以上、今回は大枠として差がつく志望動機の2つのポイントを紹介しましたが、皆さんに気付いていただきたいのは、自分のエピソードも登場させたり、自分の企業分析の成果をアピールしたりなど、志望動機もまた一種の大切な自己PRであるということです。

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筆者プロフィール

篠原 功治

学生・若年者キャリア支援活動を軸とした「サインキャリアデザイン研究所」の代表を務める傍ら、CDA(Career Development Adviser)の資格を活かしキャリアアドバイザー、キャリアデザイン科目の講師として、神戸大学、甲南大学、広島工業大学、安田女子大学など約20校の大学、短大、専門学校に登壇中。
就活学生むけの面接対策講座等は、毎年高い評価を得ている。

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