2024年卒学生向け就活支援ブログ

キーワードは“短時間” マナーが侮れない理由

就職活動で常について回るもの。それは人に対するマナー。

面接だけでなく説明会、企業受け付け、電話・メール連絡、資料郵送など様々なところでマナーを発揮する場面があります。

しかし、実際にはこれまで多くの学生が軽視していたことともいえます。

彼らの声を借りれば「マナーの出来不出来で能力や人間性を評価しないでほしい」というもの。マナーはあくまで知っている人なら上手くできる補助的、付加価値的なものだという認識があるのではないかということです。

もちろん人として長く付き合っていくなかでマナー以上に見えてくるその人の魅力や豊かな人間性というものはあると思います。

しかし、こと就職活動において学生の皆さんと企業が接する時間は限りなく短く、その初対面の短い時間のなかで企業は自社にとっての皆さんの必要性の判断をしなければなりません。

そんなときに侮れないのがマナーなのです。

マナーは人に対する向き合い方

なぜなら、マナーは知らなかったのは仕方がないといえるような補助的なスキルではなく、人に対して向き合う気持ちや姿勢を示すもの、いわゆるコミュニケーション能力そのものだと言われているからです。

そして、そのマナーは相手との早い段階での良好な人間関係づくりとして発揮されるため、面接や面談などにおいては、まずはなにより最初に発揮することになります。

すなわち面接、面談時間がどれだけ短くても、まず最初の動きによって本人の基本的な人と向き合う気持ちや姿勢が判断できるというのがマナー。

例えば面接でドアを開けた瞬間、すぐに面接官と目を合わせ笑顔で向き合える学生と、すぐに視線を下し無表情で入室する学生の差は、働きかけの力の差として確定的になるということです。

そのあと長時間の対話時間があれば最初の印象を覆すこともできると思いますが、そんなに時間が取ってもらえないのが面接であり、最初に与えた印象のまま信頼回復できなったということが多くの学生の失敗例だといえます。

短時間でコミュニケーション能力を測る材料になるマナー。

少なくとも「自分から働きかける」という気持ちは常に頭に置いていてほしいですね。

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