就活ブログ

企業が志望動機で知りたいのはあなたのこと

今年の就職活動における志望動機で一つの目立つ傾向があります。
それは「動機なき志望動機」

これまでも何度か触れてきましたが、志望動機は企業の「どこに興味を持ったのか?」ではなく「どこになぜ興味を持ったのか?」というなぜに当たる部分こそ本来の動機になります。どこに興味を持ったというだけでは、単純に企業の強みばかりを羅列する内容になってしまい、他の多くの応募者との差別化が図れない状況に陥ります。

そこで今回は学生の許可も得て添削前の実例を画像にて紹介します。

1470_img02

この志望動機は自分が感じた企業の強みはしっかり書けていますが、なぜ自分が応募したのかということがよく分かりません。

というのもこの学生は大学では環境デザインという学科に属しており、ゼミでは地域環境に適した住宅の在り方を研究しています。

企業がこの学生の志望に共感を持つのはこちらの情報の方ではないでしょうか?

~貴社のこのような取り組みに共感した。なぜなら大学でこのような研究をしているから。~これが「どこになぜ」がしっかり表現された志望動機だといえます。

今年目立っている「企業レビュー型」の動機なき志望動機

企業が志望動機で知りたいのは、自社の強みではなく学生自身のことです。

自己PRや学チカで学生自身のことを知りたいだけでなく、それ以上に直接自社との縁を感じることのできる志望動機でこそ学生自身のこと、いわゆる自社と学生との接点を知りたいと思っているということです。

今年目立つ、この自分の情報なき志望動機を私は「企業レビュー型」と名付けました。

これからの時期、もしかしたら本来の本命とはいえない業界や企業に受けることも多いと思います。それによってもしかしたら本気の志望動機がなかなか見つからないということもあるかもしれませんが、逆にこれまでの経験を通じて社会や業界の構造、仕事内容などに対する知識や理解も深まっていると思います。

ぜひこれまでの経験から得た知識を活かしながら、応募企業に「なるほど!だから君が当社に応募してくれたんだね!」と思ってもらえるような志望動機を作っていきたいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

筆者プロフィール

篠原 功治

学生・若年者キャリア支援活動を軸とした「サインキャリアデザイン研究所」の代表を務める傍ら、CDA(Career Development Adviser)の資格を活かしキャリアアドバイザー、キャリアデザイン科目の講師として、神戸大学、甲南大学、広島工業大学、安田女子大学など約20校の大学、短大、専門学校に登壇中。
就活学生むけの面接対策講座等は、毎年高い評価を得ている。

エントリーシートカテゴリーの最新記事

もっと見る