就活ブログ

内定の決め手は「必要とされること」

面接では第一印象が大切だとか、笑顔が大切だとか、論理的に伝えることが大切だとかいろいろなポイントがありますが、それらは全てある基本的なスタンスの内訳だといえます。

その基本的なスタンスとは何か?

それが今回の記事のタイトルでもある、企業にとって自分が「必要な人だと思ってもらう」ということです。

企業はあくまで自社にとって必要な人材を探している

就職は企業が学生の皆さんのやりたいことに力を貸してくれるわけでも、皆さんの夢のお手伝いをしてくれるわけでも、皆さんの入社の願いを叶えてくれるわけでもありません。

決して皆さんの熱意に「同情」して採用しているわけではないのです。

あくまで企業にとって利益になる人材かどうか?その学生を採用することで中長期的に会社の利益を向上させられるかどうかという人的な投資活動をしています。

しかし、多くの学生が自己分析は自分がやりたいことばかりを考えるものだと捉え、就職活動の場では企業に対してその企業が好きだということと、自分がやりたいことを中心にエントリーシートでも面接でも表現しています。

この段階で既に企業の「採用目的」と学生の「就職目的」のミスマッチが起こっています。

ちなみに中途採用市場では、求職者は応募企業に対して自分のやりたいことや企業への好きな思いは志望動機にはしません。彼らは「自分がいかに企業にとってメリットがあるか」それを志望動機にも自己PRにもして伝えています。例えば志望動機では「私の〇〇(経験・スキル)がお役に立てると考え志望しました」と伝えます。

中途採用市場での応募者は、企業の採用目的をしっかり理解しているからこそ、自分がいかに役に立てるかを考え、企業にとって必要な人だと思ってもらうことが一番重要だと理解しているのです。

ぜひ皆さんの面接でも(もちろんエントリーシートでも)このスタンスを持ってほしいと思っています。

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自分が仕事にどのように応用できるかという視点で考えること

もちろん中途採用ではないので、明確な職業スキルや技術を語ることはできません。だからこそ、学生時代までの経験がどのように仕事に「応用」できるかを考えます。

私も現在、学生の皆さんからいろいろな報告を受けていますが、不採用の報告を詳しく聞いていると、多くの原因が面接での無表情や企業や仕事に対する理解不足も含め「必要だと思ってもらう」というスタンスでの面接ができていなかったという事にあります。

受け答えの内容はもとより、主体的にあいさつできない、笑顔になれない、相手の目を見て話せない、無表情になる・・・これらも全て「必要だと思ってもらう」ことを一切実践できていないといえます。

就職は片想いでは成り立たないのです。

いかに企業と自分が両想いになれるか?それを考え実践に移していってくださいね。

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筆者プロフィール

篠原 功治

学生・若年者キャリア支援活動を軸とした「サインキャリアデザイン研究所」の代表を務める傍ら、CDA(Career Development Adviser)の資格を活かしキャリアアドバイザー、キャリアデザイン科目の講師として、神戸大学、甲南大学、広島工業大学、安田女子大学など約20校の大学、短大、専門学校に登壇中。
就活学生むけの面接対策講座等は、毎年高い評価を得ている。

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