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沈黙からの脱出法

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グループディスカッションは与えられたテーマに対してグループとしてメンバー総意の一つの意見にまとめるものになります。 企業側はそのプロセスを観察しながらグループにおけるコミュニケーション能力やそれぞれの思考、役割などを評価していく選考になります。

ディスカッションでの沈黙の理由

先日大学で実習を行ったときにやけに沈黙の時間が長いグループがありました。
最初も沈黙…途中でも沈黙…
何が起こっていたかというと、彼らは常に自分の「意見」を言おうとして沈黙していたということ。
それこそ最初からテーマに対するそれぞれの意見を言おうとして躓いていました。
また個人単位で見ていても、グループの中でなかなか話し出せずにいた学生も同じく自分の意見がなかなか思いつかないということでうつむき加減になっていました。

もともとグループディスカッションで出題されるテーマはグループで話し合ってこそ意見がまとまるような結構難しいものだったりします。
それをいきなりそれぞれが自分の意見=結論を言おうというのは少し無理があるのではないでしょうか?結果、沈黙になる時間が多かったのだといえます。

知っていることを共有し話し合いの材料にするということ

そんな時にお勧めしたいのは、
グループとして最終的に意見が持てるようにその材料となる「情報」を出し合っていく
ということです。

例えば前述のグループは、そのことをアドバイスした後の2回目のディスカッション(テーマ「学生と社会人の違いとは?」)では見事に実践してくれました。
例えば1回目のディスカッションでグループの中で最も沈黙の多かった学生が「私のアルバイト先の社員さんは…」と自分の周りの社会人の姿や声を情報として出してくれたのです。
そこから各メンバーも「うちの親は…」「そういえばニュースでも…」とそれぞれが持つ情報を積極的に出し合い、結果、グループとしての意見がまとまりました。
そういう意味では個人の動きに落とし込んでも、知っている情報を出すという入り方は有効だと思います。

それぞれがそれぞれの意見を言ってどれかを選ぶのではなく、グループだからこそ持ち寄れる様々な情報を集めて、グループ総意の意見を生み出すということ。
それこそグループディスカッションの醍醐味だと思います。

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筆者プロフィール

篠原 功治

学生・若年者キャリア支援活動を軸とした「サインキャリアデザイン研究所」の代表を務める傍ら、CDA(Career Development Adviser)の資格を活かしキャリアアドバイザー、キャリアデザイン科目の講師として、神戸大学、甲南大学、広島工業大学、安田女子大学など約20校の大学、短大、専門学校に登壇中。
就活学生むけの面接対策講座等は、毎年高い評価を得ている。

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