就活ブログ

志望動機における企業研究の差

就職活動に不可欠な業界・企業研究。
その第一の目的は業界や企業の現状や将来を理解し、自分自身の進むべき就職先を考えていくためだといえます。
同時に応募した企業側も入社後に誤解やミスマッチの起きないように、皆さんがどのように自社を見ているのかを志望動機で確認したり、面接で質問していきます。

企業研究の差は「考えているか」「考えていないか」

そんな時に差がつく企業研究の一つのポイントがあります。
それは企業研究の結果、しっかりとした自分の意見や考え方を持てているか?それとも説明会やホームページの情報の丸呑みで知っているだけなのか?という差です。

例えば志望動機では中盤、企業分析のコメントを盛り込むことが定番で、「貴社では…」「なかでも貴社は…」などと自分なりの企業に対する見方を述べていきますが、しっかりとした自分の意見や考え方を持てるまで企業研究が進んでいる学生は、様々な社会背景や業界動向を根拠に自分の意見を述べています。

対して、情報を単に丸呑みしただけで何も自分の意見や考え方を持てていない学生は、企業分析のコメントもまた知った情報や事実の丸写しになっているのです。

例えば志望動機の文中のこんな記述はどうでしょうか?
「~前半略~なかでも貴社は自動車向け耐熱樹脂や加工顔料などの高機能事業に投資し、技術拠点を広げ世界シェアの引き上げを目指され社会に貢献されています。~後半略~」

企業からしたら「それ、先日説明会で話したことを丸写ししているよね…」となりますよね。

短期戦だからこそ差がハッキリと表れる企業研究

昨年の17卒から就職活動の期間が短くなりました。
その分、企業への理解不足のまま、単に人気企業に応募が集中する現象が起きています。

そんなとき各企業が例年以上に力を入れて確認したのは、自社に対する理解度、いわゆる学生の企業研究・企業分析の成果です。
まずエントリーシートの志望動機でその差は表れ、通過度にも大きく影響しました。
そして面接では直接面と向かって業界や企業に対する考え方を聞かれました。
18卒も17卒と同じスケジュールであり、きっとこの流れも変わらないと思います。

情報をもとに自分自身の考えを持てるまでになるか?
企業研究をさぼって一夜漬けの丸写し“企業研究もどき”に陥ってしまうか?

エントリーシート提出が始まり時間に追われることも多いと思いますが、しっかり自分の考えを持てるまで企業研究を追及してほしいと思っています。

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筆者プロフィール

篠原 功治

学生・若年者キャリア支援活動を軸とした「サインキャリアデザイン研究所」の代表を務める傍ら、CDA(Career Development Adviser)の資格を活かしキャリアアドバイザー、キャリアデザイン科目の講師として、神戸大学、甲南大学、広島工業大学、安田女子大学など約20校の大学、短大、専門学校に登壇中。
就活学生むけの面接対策講座等は、毎年高い評価を得ている。

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